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るたろぐ

暗記地理からの解放。

『女が余っている23区』はどこなの?23区の区別男女比を算出してみた!

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『女が余っている都道府県』のグラフが話題のようである。

そういうことだったのか(震え声)

わかる

ぼくも号泣してる

https://twitter.com/MinMinTR/status/712488587896422400

そして森センセの一言で・・・

『女が余っている23区』のグラフを作ることとなった。

f:id:RUTAKASU:20160327022725p:plain

(H27国勢調査速報より作成)

これである。中野区が低い。中野区議である森センセは反省すべきである(憤怒)

 

それはそうと、どうしてこうなるのかを考察しなければならない。まず『女が余っている都道府県』のグラフについては、これは明らかに高齢化率との正の相関が見て取れる。男性より女性の方が長生きをするわけだから、高齢化率が高くなれば高くなるほど高齢の女性が相対的に増えていくためにこうなるということだ。ぶっちゃけ若い衆が彼女を作りやすいか作りにくいかにはあんまり関係しない。

 

一方で『女が余っている23区』については別の見方をしなければならない。基本的には山手の区の女性比率が高く、下町の区の女性比率が低いことが見て取れる。しかしながら、普通は山手の方が高齢化率は低く、下町の方が高齢化率は高い。都道府県の傾向とは正反対である。どうしてこのような逆転現象が発生するのか。

 

考えられる一つの理由は、下町では製造業就業者比率が高いため、ということである。台東区のような東京の典型的な下町は、未だに家業として製造業に携わるような情趣の残っている地域である。そのような風土のもとで育まれた環境では、家の女は出て行く傾向が強い、という説明がつく。もっとも、都道府県の方でも製造業就業者比率の高い愛知県の女性比率は最下位となっており、この説明の裏付けとしては有効であると言える(こっちは逆に男が集まってきていると考えるべきだろうが)

 

また、港区や目黒区で女性比率が高いのは、折からの都心回帰で単身女性が多く住むようになっているという説明が妥当だろう。億ションなんかは別にして、バブル崩壊以降の都心のマンション価格はずっと下落傾向にあるから、そこに住みついたオヒトリサマ女性の一人暮らしが人口構造に影響を与えていると考えるのはそんなに非合理的な話ではない。そう聞くと寄ってたかってくる男も少なくなさそうだが、残念ながら港区や目黒区の話だ。彼女らは結婚願望の無いオフィスワーカーである可能性が高い。

 

『女が余っている23区』という新しい視点を手に入れて、考察してみるとそれぞれの区の風土が見えてくるような気がする。こんな些細な指標からも多くのことが読み取れる、やはり地理という学問は尊い。

 

あわせてお読みください。

 

 

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